BMI指数とは・・・

ダイエットコラム

こんにちは!

ピラティス&ヨガスタジオOlulu-オルル- 大森山王スタジオです。

 

日本人の7割は、標準体型だと言われています。

それなのに、見かけが太っているとか、人より体重が重たいとかの理由で

自分が肥満であると思っている人の割合はこれよりも結構多いようです。

人によっては、そもそも「太っている」という思い込みである可能性も十分にあります。

 

果たして自分は太りすぎなのか・・・?

まずは、BMI(ボディマスインデックス)という数値で

自分が太りすぎなのか痩せすぎなのかを判断してみましょう!

 

BMIは以下の数式で簡単に求められます。

BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

身長はcmではなくてmで計算します。

 

例えば、体重が65kg 身長が1.65mの人の場合

BMI=65÷(1.65×1.65)≒23.8

となります。

この計算結果を次の基準に当てはめることで、太りすぎや痩せすぎを判定します。

BMI

18.5未満・・・痩せすぎ

18.5~25未満・・・標準

25~30未満・・・肥満

30以上・・・高度な肥満

例の計算結果23.8というのは標準という判定ですね。

 

ただし・・・

BMIをそのままダイエットに利用する場合には気を付ける点がいくつかあります。

そもそもBMIは肥満度を測るために使われる計算値です。

なので、BMIから得られた太っているとか標準だとかの判定は、実際の体型には合っていない場合が多いのです。

よくあるのが、BMIでは「標準」でも、実際にはお腹まわりに脂肪が付き過ぎているといったようなことです。

この場合、BMIでは標準とみなされても、ダイエットは必要となります。

また、「標準」だけを見ても18.5~25という広い範囲が基準になっているので

ダイエットの指標には、ちょっと不向きと言わざるを得ません。

 

また、BMIでは体脂肪の量を正確に把握することはできません。

体重は、主に筋肉量と水分量で変化します。

なので、筋肉量が増えればBMIの値は上がり、筋肉量が減ればBMIの値は下がります。

しかしながら・・・

美しいバランスのとれたボディには、適度な筋肉量は不可欠であり

筋肉が落ちた身体は魅力的な理想のスタイルとは言い難いはずです。

このように、ダイエットで目的とする理想のボディとBMIの数値とは関連しないことも多々あるのです。

 

ダイエットを行う時には、漠然と取り組まずに何か目標を持つことがとても大切です。

その点、BMIは手軽に肥満かどうかの判断ができるという点では、ダイエットの目安になるので

体重管理をしながらBMIを利用してはいかがでしょうか?